共通は省略。
何故自分が初対面のはずの風夏に懐かれたのか分からない主人公。どうやら以前に会っているようなのですが思い出すことができません。風夏はというと、その優秀さを利用しようとする親戚がいて、それを理事長が最低限に食い止めていますがそれも難しくなっている状況。
風夏はもちろん、理事長からも思い出してほしいと頼まれた主人公でしたが、なかなか思い出すことは出来ません。しかし毎日のように夢を見るようになった主人公。それは明るく活発な少女と出会った夏の日の思い出でした…。
『説明不足』の一言に尽きます。『主人公が思い出せないと風夏が不味いことになる』と連想させる台詞が頻繁に出てきますが『どんな不味いことになるか?』については言及なし。ひまりルートと同様に、問題解決に主人公と理事長が奔走しているときは風夏視点で進み、主人公たちがどんな手を使って解決させたかについても言及なし。
各ヒロインのルートで小出しにされてきた『主人公の生い立ち』『親戚との絶縁状態』『悠奈と風夏の関係』『主人公が採用された理由』などが一本の線で繋がるのは良いのですが、『主人公が前の学園でクビになった理由』も結局明らかにはならないなど細かいところの投げっ放しが目立ちます。
とりあえずコンプしました。再プレイすることはおそらくないでしょう。
次は「色に出でにけりわが恋は」を始めます。
theme : 18禁・美少女ゲーム
genre : アダルト