寝る間を惜しんでプレイしました。
りりかルート
訓練中の事故でジェラルドの機体、ベテルギウスにトラブルが発生。イブまでに本来の性能を取り戻せる見込みが立たないことから、サンタの中で実力が抜きんでているりりかを活かすために主人公がパートナーになることに。NY本部のエースだったりりかの要求は高いものの、その技術と的確な判断力に尊敬の念すら感じるようになります。りりかの指導によって急速に成長する主人公でしたが、その成長のスピードは誰にも予測できないものとなり…。
硯ルート
訓練中にトラブルに陥った3組でしたが、主人公の指示を硯が実行する形で脱出に成功。硯の成長を感じたサンタ先生は自らパートナー交替を申し出ます。新たにパートナーになった主人公と硯でしたがお互いに相手に合わせようとするあまりに調子を落とし、焦りがさらにミスを呼ぶ悪循環に陥ってしまいます…。
きららルート
訓練からの帰路、きららやつぐみ達と遭遇したサンタ達。普通の人たちの目には映らない状態だったはずなのに、主人公ときららの目が合ってしまいます。さらに驚いたきららの視線の先につぐみがカメラを向けます。その場は逃走したサンタ一行でしたが、『きららは何をどこまで見たのか?』『つぐみのカメラに撮られてしまったのか?』に戦々恐々とする日々が始まります。主人公はきららと接触する機会を増やし、様子を伺いますが…。
我ながら核心にまったく触れない感想に呆れますw
ななみルートも含めて、全ルートでほのぼの・まったり・ちょっぴりシリアス・心暖まるストーリーになっています。
話数形式で全ルートが13話+エピローグとなっています。選択肢は2回だけで3話途中には個別に入っていきます。そこからが長いので『日常パートなんか面倒くさい』という人にはおすすめできません。
シーン回想は『ななみ2、りりか8、硯2、きらら3』と偏りまくっていますが、尺が長く連戦もあるので2しかないキャラでもそれなりに満足です。個人的にはななみと硯にもう1回づつ欲しかったのですが…。
全キャラ攻略後にタイトル画面に現れるエピローグでは翌年のイブの様子が語られていますが、声優さんたちによる『winter bells合唱バージョン』が秀逸でした。「てとてトライオン」でも主題歌の合唱バージョンがありましたが、そちらは声優さんの歌唱力がバラバラで聴いていて赤面したくなるような出来でした。しかし今回は全員、声がしっかり出ていて良好です。
今ならまだ高値で売り捌けそうですが、手元に残しておきたいという気持ちのほうが強いです。以前は『WILL系列はFDを出さない』と言われていましたが、最近はそうでもないようなのでいつかなんらかの形で「しろくまベルスターズ」のキャラたちと再会できたらと思います。
theme : 18禁・美少女ゲーム
genre : アダルト