昇格組の後半です。
莉里シナリオ
舞台は本編と同じスズノネトライアル。『魔法で誰かの大切な願いを叶えること』という課題に悩んだ主人公は魔法科の先輩・柚子里と莉里に相談します。柚子里が主人公に魔法を教えることに決まりかけたとき、莉里が『人に教えるのは自分のほうが向いてる』と主張し莉里が主人公に魔法を教えることになります。柚子里と主人公を近づけないことが目的だったはずでしたが、一緒に行動しているうちに…。
桃子シナリオ
スズノネ学園卒業後、3年契約で桃子が館長を務める図書館に就職した主人公。目的は膨大な蔵書を持つ図書館で知識を広め、さらに3年の実務経験を得ることでステップアップを狙ったものでしたが、その思惑を知った桃子が拗ねてしまい仕事にも支障をきたすことに…。
昇格組4人終わりましたが、結果としてかなり評価に差があります。個人的には『莉里>桃子>要=静穂』になります。
まず莉里に関しては本編と同じ舞台の出来事なため状況確認の必要が無くそのままシナリオに入っていけます。本編プレイ時に『莉里は妄想が凄そうだ』と思っていましたが、そこをしっかりと拾っていたのも好印象。さらにタッグマッチでの逆転につぐ逆転の展開が面白かったです。お手製アイテムを駆使して魔法に立ち向かう主人公の姿は技術屋の真骨頂か。
次に桃子。これはキャラの勝利と言うしかありません。いつものフリーダムな桃子さんと清楚でおしとやかな桃子さんとのギャップが楽しめます。予想外の切ない系の話になるかと思ったら、やはり桃子さんは一筋縄ではいかないところも良いです。他の3人とは違い主人公が既に卒業して社会人なせいか結婚にまではっきりと言及、代官山幸村になるのか城戸桃子になるのかが気になるところです。
要は告白シーンが若干弱かったのが残念。本編の時から告白シーンは前段階からじわじわと気持ちが盛り上がっていく様子が語られていたのに要への告白シーンは他と比較して唐突で物足りなかったです。
静穂は桃子と逆でキャラが弱いのかなぁ。個性的なヒロインが揃う中で唯一のオアシス的な存在なだけにサブとしては秀逸ですがメインヒロインとして同列に並べると埋没してしまった感があります。
いよいよ本編ヒロインのアフターストーリーに突入します。
予定は『仁乃→美奈都→柚子里→すみれ』です。週明け早々にはコンプしてそうですね。
theme : 18禁・美少女ゲーム
genre : アダルト